お茶が好きな人の間でも
結構知られていない
ドイツ発の老舗ブランド
お茶といえば
イギリス
そう言い切る方が結構いますが
お恥ずかしながら、私も数年前まではそうでした。。
しかし、お茶通の方がドイツへ来る際に
Ronnefeldを是非とも買いたいのだが、どこで手に入るのか❓
とリサーチを依頼されたので、調べてみると
ドイツ国内でも高級茶として
世界的に確立されているブランドだと言うことがわかったのです。
ドイツのフランクフルト発の高級なお茶のブランド
Ronnefeldは日本語でロンネフェルトと読み
1823年にJohann Tobias Ronnefeldtによって設立されました。
現在はドイツ国内の高級ホテルやレストランは勿論
唯一の7つ星ホテルである
バージアルアラブホテル(アラブ/ドバイ)でも使用されている
格式高いブランドです。
本社はフランクフルトに在りますが
ここにも理由があり
1823年ほとんどのティーハウスが、沿岸地帯、主にハンブルグに置かれていた中
Johann Tobias Ronnefeldtは
地図を綿密に調査した上で
フランクフルトがヨーロッパの中心であること
国際紅茶貿易のために優れた場所になることを予測した上で
ここに本社を構えました。
このロンネフェルト、生産拠点は
ドイツ北部のブレーメン近郊にあります。
日本人との相性で言うならば
硬水の国ドイツ、地域によって硬度にはかなり差がありますが
ブレーメン周辺は
ドイツの中では軟水の部類に入り、その軟水エリアでブレンドされるので
ここの紅茶は、軟水の国の日本によく合うお茶と言えましょう。
Ronnefeldの素晴らしい点は
誰もが美味しいと思える味を提供している点です。
日本では小売店やデパートでは扱いが乏しく
一部の愛好家のみが知る物となっておりますが
品質の国ドイツ
ここに象徴される
茶葉への農薬の安全基準は徹底しているものがあり
その年の茶葉の品質が基準に達しない場合
発売を延期することもあるそうです。
私も最近は
Ronnefeldが置かれている場所探しをするのにはまっています。
実際、去年5つ星のホテルに泊まった際
朝食にはここのお茶が扱われておりました。
とても香りがしっかりとしておりますので
香りをかくだけで、気持ちが癒されます。
個人的には
ここの
Morgentau(モルゲンタオ)という
朝露と名付けられたお茶です。
とても優しく繊細、しかも高貴な香りで
緑の茶葉の中に華やかに映えるバラの花びらや
その飲み口はとても優しく繊細。
ドイツ国内では、オリエルタルなお茶として一番人気です。
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